ギターエフェクターでおなじみの
BOSSメタルゾーン(MT‑2)は
ハードなディストーションが魅力の機種です
「アダプターで使いたいけど
どれがいいの?」
「USBで充電できるのかな?」
などの疑問もあると思います
今回は、MT‑2の電源の仕組みと
おすすめアダプター選びについて
初心者さんにもわかるように
ゆっくり解説します
結論を先にお伝えします
純正PSAシリーズ(PSA‑S2/PSA‑120S)がおすすめです
9 V DC出力・500 mA以上
センターマイナスのプラグで安全に使えます
MT‑2本体に充電池は内蔵されていないため
USBケーブルやモバイルバッテリーで
充電することはできません
MT‑2の電源方式って?
主に2つの選び方があります
電池駆動9 V電池(炭素乾電池やアルカリ)
➡ 持ち歩きに便利で
電源なしでも使えます
ACアダプター(家庭のコンセントから)
➡ 長時間の演奏やスタジオ練習に最適
電池切れの心配がなく使いやすいです
MT‑2は充電できるの?
「充電できる」と誤解している人もいますが
MT‑2本体に充電機能はありません
内蔵バッテリーがあるわけではないので
USB接続では動きません
アダプターまたは電池で駆動する形式です
MT‑2が消費する電力は?
公式スペックによると
MT‑2の消費電流はおよそ30 mAです。
それほど大きくないので
複数のペダルを供給する場合でも
500 mA出力のアダプターなら安心です。
おすすめアダプターは?
BOSS純正PSAシリーズが公式推奨です。
特にPSA‑120SやPSA‑S2は
9 V・500 mA出力で余裕があります。
ケーブルが長く(約3 m)
LED表示で電源のON/OFFも確認できるなど
使い勝手がよくなっています。
他社の9 Vアダプターを使う場合も
出力が500 mA以上、
センターマイナス極性を
必ず確認してください。
電池とアダプターの違いは?
どちらもメリットがありますが
使用環境によって向き不向きがあります
✔ 電池は屋外や短時間の使用に便利
✔ アダプターは長時間の演奏やスタジオ向け
約23時間ほど連続使用が可能です
ただしバッテリー残量によって変動します
「ライブ中に音が途切れた…」
なんてことを避けたいなら
やっぱりアダプターが安心です
アダプター選びで失敗しないために
出力電圧と電流が正しいか
しっかり確認してください
MT‑2は9V DC・センターマイナス仕様です
これを間違えると電源が入らなかったり
ノイズの原因になります
ノイズや過電流のトラブルが
起きやすいので避けましょう
複数のエフェクターをつなぎたい場合
BOSSの純正アダプター(PSA-120S)と
分岐ケーブル(PCS-20Aなど)を使えば
1つのアダプターで最大4〜6台まで給電できます
ただし、全体の消費電流を合計して
アダプターの容量内に収まっているか
確認する必要があります
CIOKSやVoodoo Labなどの
「アイソレート電源ユニット」もおすすめです
よくある質問とトラブル対策
Q. 他社アダプターは使える?
A. 条件が合えば使えますが
音質や機器の安全性を考えると
BOSS純正が無難です
Q. アダプターを挿しても電源が入らない
A. プラグが奥まで差さっているか確認
出力電圧・電流・極性が合っているか再チェック
Q. どれを選べばいいかわからない
A. 初心者はPSA-120SまたはPSA-S2を選んでおけば
まず間違いありません
最新トレンドもチェック
最近はUSB電源対応のペダルや
モバイルバッテリー対応モデルも登場しています
ただし、BOSS MT‑2はそういった設計ではないので
9Vアダプターか電池の2択になります
今後はワイヤレス給電や
低ノイズ・デジタル制御の電源も
増えてくるかもしれません
まとめ
BOSSメタルゾーン(MT‑2)を
快適に使うためには
正しい電源選びがとても大切です
✔ 純正アダプター(PSAシリーズ)が一番安全
✔ センターマイナス・9V DC・500 mA以上を選ぶ
✔ 分岐ケーブルやパワーサプライの活用も検討
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