ミスドの「もっちゅりん」って、
あのもちもち食感がたまらないですよね。
でも、家で作ってみたら
まさかのおかき風ドーナツに…
そんな経験ありませんか?
実はこれ、意外とよくある失敗なんです。
この記事では、
なぜ「おかき」になってしまうのか、
そして、どうすればもちもち食感を
うまく再現できるのかを、
なるべくわかりやすく解説します。
材料の選び方や揚げ方など、
ちょっとしたコツを知るだけで、
失敗はグッと減らせますよ。
なぜ「おかき」になるの?
✔ レシピ通りに作ったのにカチカチ
✔ 見た目はドーナツなのに中が固い
そんなときは、使っている粉や
油の温度に原因があることが多いです。
もち粉・米粉の落とし穴
「もち粉」や「米粉」は一見良さそうですが、
種類によって性質が違うのです。
たとえば、上新粉や道明寺粉を使うと、
加熱後にカチカチになりやすく、
ドーナツ向きではありません。
加熱後もやわらかく、
もちもち食感が残ります。
おすすめの粉と組み合わせ
白玉粉+薄力粉の組み合わせは、
もっとも手軽でおすすめ。
・白玉粉→もちもち感が出やすい
・薄力粉→ふんわり仕上がる
ほかにも、
タピオカ粉+米粉の組み合わせも人気です。
・タピオカ粉→弾力がしっかり
・米粉→軽めで食べやすい
どちらの組み合わせも
もちもち系の再現に向いています。
性質はぜんぜん違います。
迷ったら「白玉粉」が安心です。
レシピ例(白玉粉+薄力粉)
✔ 白玉粉 100g
✔ 薄力粉 50g
✔ ベーキングパウダー 4g
✔ 砂糖 30g
✔ 牛乳 100ml
✔ サラダ油 10g
タピオカ粉+米粉バージョンもこちら
✔ タピオカ粉 80g
✔ 米粉 70g
✔ ベーキングパウダー 4g
✔ 砂糖 30g
✔ 牛乳 100ml
✔ サラダ油 10g
粉の割合を変えることで、
食感の軽さや弾力が調整できます。
もちもち感アップ。
でも重すぎると膨らみにくいので注意。
もちもち感をキープする調理のコツ
① 生地の混ぜ方
白玉粉やタピオカ粉は、
牛乳でしっかり溶かしてから
混ぜるのがポイント。
ダマが残っていると、
仕上がりがザラッとして
食感が落ちてしまいます。
生地がなめらかになるまで
しっかり混ぜることが大切です。
泡立て器がおすすめです。
② 揚げ方の温度がカギ
160〜170℃の低めの温度で、
じっくり揚げるのがコツです。
高温すぎると、外だけが焦げて
中まで火が通らず、
カチカチ食感になりやすいです。
目安としては、表面が
きつね色になったらすぐ取り出す。
菜箸を入れて小さな泡が出たら
ちょうどいい温度です。
③ 冷めたらどうする?
揚げたては一番もちもちですが、
冷めると固くなりやすいです。
そんなときは、電子レンジで10秒
温めてみてください。
中がふんわり戻って、
やさしいモチモチ感が復活します。
外はカリッ、中はもちっと復活します。
よくある失敗とその対処法
✔ 粉選びで失敗した場合
上新粉や米粉だけだと
カチカチになることがあります。
→ 白玉粉やタピオカ粉を混ぜて
やわらかさを出しましょう。
✔ 生地がかたい
牛乳や水分量が少ないと、
生地がまとまらず硬くなります。
→ 少しずつ牛乳を足して
やわらかさを調整してください。
✔ 揚げすぎた
高温&揚げすぎで
水分が飛びすぎて
おかきのようになることも。
→ 160〜170℃で短時間揚げて、
色づいたらすぐ取り出しましょう。
まとめ
「もっちゅりん」風ドーナツを
自宅で美味しく作るには、
粉の種類・配合・揚げ方が大事です。
特に、白玉粉やタピオカ粉を使うこと、
温度に注意して揚げることで
もちもち感がグッと変わります。
少しの工夫で、失敗が
おいしい再現へと近づきますよ。
ぜひ、あなたのキッチンでも
もっちりドーナツ作りに
挑戦してみてくださいね!
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