飛行機に乗るとき、
充電器やACアダプターって
どこまでOKなのか、
ちょっと気になりますよね。
「預け荷物でもいいの?」
「モバイルバッテリーは?」
という疑問、
実は多くの人が持っているようです。
特にスマホ、ノートPC、タブレット…
いまや電子機器は手放せない存在。
だからこそ、
正しいルールを知っておくのが大切です。
この記事では、
2025年の最新ルールをもとに、
国内線での持ち込み・預け入れの違いを
わかりやすくまとめます。

モバイルバッテリー持ち込みたいけど…
何がOKで何がNGなの?
まず「充電器」ってどんな種類がある?
ひとことで「充電器」と言っても、
実はいろんなタイプがあります。
大きく分けて2種類。
✔ ACアダプター型(ケーブル付き)
✔ モバイルバッテリー型(電池内蔵)
ACアダプター型とは
一般的なスマートフォンやノートPCに
使われている「コンセントに挿すタイプ」。
電源と直接つないで
その場で充電するだけなので、
バッテリーは内蔵されていません。
スマホの純正充電器や、
パソコンの角ばったアダプターがこのタイプ。
モバイルバッテリー型とは
こちらはリチウムイオン電池が入っているタイプ。
つまり「充電そのものができる装置」。
電源がない場所でも使える反面、
電池=エネルギーが詰まっているため、
安全上のルールがあります。
どちらのタイプなのか、
まずは確認しておくのが大切です。
よくある疑問と不安
ここで、みんなが気になるポイントを
整理してみました。
✔ ACアダプターは預け荷物で大丈夫?
✔ モバイルバッテリーとの違いは?
✔ 預けたら没収されることってあるの?
✔ 航空会社によって違いはある?
こういった疑問を、
このあと全部クリアにしていきますね。

正しい持ち方を知らないと
あとで焦ることに…!
ACアダプター型はほぼ自由
まずはバッテリー非搭載のACアダプターから。
これは預け荷物でも持ち込みでもOK。
ケーブルがついていても、
延長コードや電源タップだけでも、
すべて制限なしで持ち込めます。
PCのAC電源は、
基本的に問題なく持ち込みできます。
モバイルバッテリー型は取り扱い注意
次に注意が必要なのが、
モバイルバッテリー型の充電器。
これはリチウムイオン電池を内蔵しており、
エネルギーをためる=電池そのもの
という扱いになります。
そのため、火災リスクに備えて厳しいルールが
設定されています。
預け荷物には絶対NG
モバイルバッテリーは、
スーツケースに入れて預けるのは禁止です。
どの航空会社でも、
これは共通のルールです。
必ず機内持ち込み手荷物に入れて、
自分の管理できる場所に保管します。
すぐ発見・対応できないため
「手元管理」が必須とされています。
容量によって制限が変わる
モバイルバッテリーは、
Wh(ワット時)という単位で
持ち込みの可否が決まります。
容量(Wh) | 機内持ち込み | 個数制限 |
---|---|---|
100Wh以下 | OK | 制限なし |
100〜160Wh | OK(要確認) | 2個まで |
160Wh超 | NG | 持ち込み不可 |
一般的なスマホ用モバイルバッテリーは
5,000〜20,000mAhの製品が多く、
およそ18Wh〜74Wh程度なので
問題ない範囲です。

mAhの数値を÷1000して
×3.7すれば大体の値が出るよ!
持ち込み後の注意点もある
2025年から、ANAやJALでは
モバイルバッテリーの収納ルールも
細かくなっています。
他の荷物に埋もれるような場所への
保管は禁止になっています。
機内ではすぐ取り出せる場所に置くか、
座席ポケットやひざ上に保管しましょう。

万一のときにも
すぐ気づけて安心だね。
なお、劣化したバッテリーや
外装が破損しているものは
持ち込み自体を避けるのが無難です。
新しくて信頼できる製品を持ちましょう。
荷造り時のポイント
旅行の準備中、
「どれをスーツケースに入れるか」って
けっこう悩みますよね。
ここではスムーズに通過するための
ちょっとしたコツをご紹介します。
✔ ACアダプターやケーブルだけなら預けOK
✔ モバイルバッテリーは手荷物に入れる
✔ 手荷物の上の方、取り出しやすい場所へ
✔ 劣化・破損のあるものは使わない
専用ケースにまとめておくと
検査時にもバタバタしません。
出発前にやっておきたいこと
航空会社によっては、
細かいルールが違うこともあります。
そのため、出発前に公式サイトで確認するのが安心。
特に海外に行くときや、
大型の機器を持っていくときは
しっかり調べておきましょう。

「何個までOK?」
と不安なときは、
航空会社のカウンターに相談してみよう!
よくある質問
Q. USB充電器(ACタイプ)も預け荷物で大丈夫?
A. バッテリーが入っていないものなら、
預けても問題ありません。
Q. モバイルバッテリーとACが一体化した製品は?
A. リチウムイオン電池が内蔵されている場合は、
必ず手荷物で持ち込みましょう。
Q. 機内で電源タップを使ってもOK?
A. 基本的には使えますが、
航空会社の案内や
乗務員の指示に従ってください。
まとめ
最後に、もう一度大事なポイントを
まとめておきます。
✔ ACアダプター型は預け入れ・持ち込みどちらもOK
✔ モバイルバッテリーは必ず機内持ち込み
✔ 100Wh以下なら制限なく持ち込み可
✔ 収納場所や保管方法にも注意
✔ 不安なときは航空会社に確認を
変わることがあります。
毎回「最新情報をチェック」するのが習慣になると安心です。
正しい知識があれば、
空の旅ももっと快適になります。
大切な機器を安全に持ち運んで、
楽しい旅の思い出を残してくださいね。
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