朝に沸かしたお湯を水筒に入れて、
お昼にカップラーメンを作る――。
一度はやってみたいけど、
「本当にできるの?」って
ちょっと心配になりますよね。
結論から言うと、
条件付きで可能です。
でも、うまくいかないケースも多く、
ポイントを知らないと
麺が固いままだったり
スープが溶けにくいことも。
この記事では、
お湯の温度をキープするコツや
おすすめの水筒・スープジャー、
実際に試した人の声など、
リアルな視点でまとめてみました!
カップラーメンに必要な温度って?
実は、カップ麺をちゃんと作るには
お湯の温度がとても大事なんです。
多くの商品には
「熱湯を注いで」と書かれていますが、
その“熱湯”って、何度くらいなんでしょう?
答えは、90℃以上。
できれば95℃前後が理想です。
80℃を下回ると、
麺が戻りにくくなったり
粉末スープが溶け残ったりして
けっこう残念な仕上がりになります。
90℃以上をキープできるかがカギ!
じゃあ、普通の水筒でいける?
最近のステンレス水筒は
けっこう保温力が高いですよね。
有名どころだと「サーモス」や「象印」など。
朝に95℃の熱湯を入れると、
6時間後でも80℃以上を
保てることがあります。
ただし、それはあくまで理想的な条件――
室温が20℃くらいで
まったく開閉しなかった場合。
お湯の温度は70℃台まで下がる
こともあります
特に小さめの水筒は
内容量が少ないぶん冷めやすくて、
熱が逃げやすい傾向があるんです。
スープジャーってどうなの?
実は、カップラーメンには
スープジャーのほうが相性がいい
って言われています。
その理由は3つあります。
✔ 広口だから注ぎやすい
✔ 本体がしっかりしてて保温性が高い
✔ 予熱しやすい構造になっている
とくにおすすめなのが、
事前に熱湯を入れて予熱しておく方法。
お湯の温度がグッと下がりにくくなります
一方で普通の水筒は、
注ぎ口が細かったり、
密閉力が下がっていたりすると、
意外とお湯が冷めやすいことも…。
お湯の温度をキープするコツ
昼まで温かさを保つには、
ちょっとした工夫が大切です。
事前の「予熱」がポイント
カップ麺用のお湯を入れる前に、
水筒やスープジャーに熱湯を数分入れて
中を温めておくと、
本番で入れるお湯の温度が下がりにくくなります。
3〜5分置いてから捨て、
もう一度お湯を入れ直すのがコツです
開け閉めはなるべく控えめに
水筒やスープジャーのフタを開けるたびに
熱はどんどん逃げてしまいます。
飲み物と兼用せず、
カップ麺用に分けて持つのがおすすめです。
容量も意外と大事
500ml以上の水筒なら、
カップラーメン1杯分(約300〜400ml)に
十分な量のお湯をキープできます。
容量が大きいほど、
温度低下も緩やかになるんですよ。
おすすめの水筒・スープジャー
最近は、保温力の高い製品が
たくさん登場しています。
製品名 | 保温目安 | 特徴 |
---|---|---|
サーモス 山専用ボトル | 6時間後でも80℃以上 | アウトドアでも安心な保温力 |
象印 ステンレスマグ | 5〜6時間 | 軽量コンパクトで通勤向け |
スタンレー クラシック | 最大12時間 | タフで注ぎやすい広口設計 |
シンプルモダン フードジャー | 5時間前後 | 洗いやすくスープにも便利 |
選ぶのが失敗しないポイントです
温度が足りないときの対処法
「ちょっとぬるいかも…」というときは、
蒸らし時間を少し長めにするとOKです。
フタをしっかり閉めて5〜6分、
さらにタオルや保温バッグで
包んであげると温かさが逃げません。
工夫次第で十分おいしく仕上がります
まとめ
朝に沸かしたお湯で、
お昼にカップラーメンを作るのは
工夫すればできるというのが答えです。
ただし、成功させるには
予熱・容量・開閉を意識することが大切。
高性能な水筒やスープジャーを選んで、
80℃以上をキープできれば
理想的なカップ麺タイムが楽しめます。
寒い外でもあったかラーメンを食べたい方は、
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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